永遠〜あなたに会えて幸せでした〜《実話》
-プルルーップルルーッ-

莉亜の携帯電話が鳴る。


「莉亜っ!やったよ合格したよ」

嬉しそうにはしゃいだような声で
祐也は合格したことを莉亜に伝えてくれた。


『すごいよっ、よかったじゃん!おめでとう』

莉亜も嬉しそうに祐也にお祝いを
言った。・・・けど内心は祐也が
東高からいなくなるのが辛かった


祐也は新しい人生の始まりを凄く楽しみにしていた。

祐也は卒業に向けて、車の免許を取りに教習所へ通う


莉亜のバイトが休みの日も教習所で二人は少しずつすれちがうようになる。


祐也と会えない時はカオや洋美達と遊びに行くようになった。

高校に入ってからずっとバイトと祐也に時間を費やしてきた莉亜にとって友達と遊びにいく事が凄く新鮮だった。


ちょっと家から離れた繁華街へお洒落をして飲みに行ったり、踊りに行ったり、朝まで遊んでそのまま寝ないで学校へ行っても楽しくて仕方がなかった。


莉亜が今までずっと羨ましかった世界、話しか聞いた事しかなかったけど実際に色々な刺激を感じるようになっていく・・・

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