永遠〜あなたに会えて幸せでした〜《実話》
-1998年 春-
祐也が東高を卒業していった。
東高で祐也と過ごした日々が
思い出として変わっていく
莉亜は3-6組になった。祐也が
過ごしたこの教室・・・。
「オイっ水瀬〜ちよっときてみぃ〜」
三年間一緒のクラスのだいちゃんが莉亜を呼ぶ。
『なに!だいちゃんっ』
そっとだいちゃんの机を見ると
“Dear Ria"
いつもありがとう。いつも笑って
いてくれてありがとう。ずっと
その笑顔でいてなっ。大好きだよ
-by you-
その横には“りあ" “ゆうや"
って小さく相合い傘が・・・。
油性のマジックで書いてあった。
きっとこの机が祐也の使ってた
机なんだろう・・・
凄く不器用で言葉をうまく伝え
られない、キザな部分もあって
恥ずかしがり屋の祐也が書き残してくれた言葉が凄く嬉しかった。
きっと莉亜が祐也がいなくなることを寂しく思っていたことをわかっていたんだろう。
口には出さないけど祐也には
伝わっていたのだろう。
だいちゃんが莉亜の机と交換して
くれた。莉亜は祐也が使っていた
机で祐也の温もりを感じることが
できる。すごく幸せ・・・
祐也が東高を卒業していった。
東高で祐也と過ごした日々が
思い出として変わっていく
莉亜は3-6組になった。祐也が
過ごしたこの教室・・・。
「オイっ水瀬〜ちよっときてみぃ〜」
三年間一緒のクラスのだいちゃんが莉亜を呼ぶ。
『なに!だいちゃんっ』
そっとだいちゃんの机を見ると
“Dear Ria"
いつもありがとう。いつも笑って
いてくれてありがとう。ずっと
その笑顔でいてなっ。大好きだよ
-by you-
その横には“りあ" “ゆうや"
って小さく相合い傘が・・・。
油性のマジックで書いてあった。
きっとこの机が祐也の使ってた
机なんだろう・・・
凄く不器用で言葉をうまく伝え
られない、キザな部分もあって
恥ずかしがり屋の祐也が書き残してくれた言葉が凄く嬉しかった。
きっと莉亜が祐也がいなくなることを寂しく思っていたことをわかっていたんだろう。
口には出さないけど祐也には
伝わっていたのだろう。
だいちゃんが莉亜の机と交換して
くれた。莉亜は祐也が使っていた
机で祐也の温もりを感じることが
できる。すごく幸せ・・・