永遠〜あなたに会えて幸せでした〜《実話》
まぁさんの家は一軒家で2kの借家だった。ちょっと古家だけど一人暮らしには広く感じるくらいだった。

「オレこっちで寝るから莉亜ちゃんはこっちで寝なっ。」
と言って布団をひいてくれた。

電気が消える。

莉亜はまだ少し不安だったけど目を瞑って布団に潜った。


気付いたら朝が来てた。

「ゴメン、仕事だから送ってくよ。」


『すいません。お願いします』

朝の七時。土曜日というのもあって道は空いていた。
「りあちゃん、オレに襲われるって思った？」

『・・・えっ？。まぁ少しは。』

「あららっ残念。オレそんな奴にやっぱ見える？まずいなぁ」

『いやぁっ。そんなんじゃなくて、普通はあってもおかしくないことじゃん』


「普通かぁ・・・普通はないしょ？簡単にそんな軽いことは普通できないぜ」


『だよねぇ。ありがとうございます』

店の駐車場に着いた。


莉亜は眠い目を擦りながら家に向かった。

車の中でまぁさんの言ってた事を思い出してた。

普通って何が基準かわからないけど莉亜とまぁさんの普通が真反対だった。

でも何もなくてよかった。莉亜は今やっとホッと息をつく。
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表紙・目次

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