永遠〜あなたに会えて幸せでした〜《実話》
偉くなんてないよ。当たり前の事をしているだけだよ。
みんな偉いって言ってくれるけど莉亜と同じ立場になったら絶対にみんな親を助けたいって思うはず。

知らないからって逃げる人いないよ。自分の親だし、うちら三人を育ててくれるために店をださなきやならなかった。仕方なかったのかなって思うから。

別に偉いとかじゃないんだよ。

「オレがなんか放っておけないって思ったのは莉亜ちゃんがオレと似ていたからかもねっ」

『・・・ありがと』

店の駐車場に着いた

「気をつけてねっ。今日は付き合ってくれてありがと。楽しかった」

『私も楽しかった。ありがと。またバイトでね』

莉亜は車に乗ってタバコに火をつけた。

今日は本当に行ってよかった。久しぶりに本当の自分の気持ちを話せただけで凄く楽になった。


莉亜はこんな生活に嫌気をさしていたけどまぁさんの話を聞いていたらなんだか凄く、また頑張らなきゃって思えた。

近くに自分と同じように頑張ってる人がいるだけで心強いよ

なんで自分ばっかり・・・なんてもう思わない。

まぁさんがいる。

まぁさんってどんな人なんだろう・・・もっとまぁさんの事知りたい 。
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