永遠〜あなたに会えて幸せでした〜《実話》
★暗闇★
‐1996年 春‐
「1-6担任の堀です!ヨロシク」
莉亜は窓側の一番後ろの席から
ボーッと外を眺めていた。
莉亜はこの春志望校を受験し
今日は東高の入学式だった
ボサボサ頭で黒縁メガネをかけた
担任が自己紹介をしていた
そんな担任の声がすごく遠くの
方でかすかに聞こえる。
東高には大好きなバレーをやり
たいのと、看護科があるから
ずっと目標にしてきた。
けどどっちも叶えられずに東高に
入学したって全く意味のないこと
希望と期待をもって入学してきた
周りのクラスメイトがなんだか
すごく羨ましい感じがした
莉亜は頭の中でこの先の事を
ずっと考えていた。
親には高校も諦めてほしいと
言われたが幸い公立に入学できた
から授業料は自分で稼ぐと言い
切って入学を許してもらった。
けど・・・。正直まだ中学を卒業
したばかりで世間の事もろくに
知らない自分が本当にやって
いけるのか?莉亜は不安で胸が
はりさけそうだった。
「じゃあこれからよろしくなっ
今日はこれで解散」
明日から莉亜の高校生活が始まる
「1-6担任の堀です!ヨロシク」
莉亜は窓側の一番後ろの席から
ボーッと外を眺めていた。
莉亜はこの春志望校を受験し
今日は東高の入学式だった
ボサボサ頭で黒縁メガネをかけた
担任が自己紹介をしていた
そんな担任の声がすごく遠くの
方でかすかに聞こえる。
東高には大好きなバレーをやり
たいのと、看護科があるから
ずっと目標にしてきた。
けどどっちも叶えられずに東高に
入学したって全く意味のないこと
希望と期待をもって入学してきた
周りのクラスメイトがなんだか
すごく羨ましい感じがした
莉亜は頭の中でこの先の事を
ずっと考えていた。
親には高校も諦めてほしいと
言われたが幸い公立に入学できた
から授業料は自分で稼ぐと言い
切って入学を許してもらった。
けど・・・。正直まだ中学を卒業
したばかりで世間の事もろくに
知らない自分が本当にやって
いけるのか?莉亜は不安で胸が
はりさけそうだった。
「じゃあこれからよろしくなっ
今日はこれで解散」
明日から莉亜の高校生活が始まる