永遠〜あなたに会えて幸せでした〜《実話》
何回も続けてまぁさんからの着信がある。

莉亜は携帯の画面を見ているけど携帯のボタンを押せない。

莉亜がこの事を知ったと言うことはまぁさんはまだ分かっていないだろうし、今は話せない。話したくない。

莉亜はカオと一緒に家を後にした

「莉亜どうするの?電話に出てちゃんと話をしたら?このままって訳にもいかないよ」


だけど今は感情的になっているし、一度冷静になって考える必要があった


『カオっごめんね。こんな事に付き合わせちゃって・・・』

「何言ってんの!莉亜が辛いときは助けるよ。莉亜だっていつも私を助けてくれたよね?お互い様だから」
カオの温かい言葉が胸に染みる。

しばらくカオと話していたら気持ちが落ち着いてきた
『まぁさんに電話してみるよ』

「・・・うん。」

(プルルルーッ)

2コールでまぁさんは電話に出た

「莉亜っ何処にいるの?なんで黙って帰ったんだよっ。」

まぁさんは少し怒った口調で莉亜にそう言う。

『・・ごめん。今、カオと一緒にいるんだ。まぁさんっ。話がある今から帰るから待ってて』
会ってから全てを話すつもり。
まぁさんはどんな表情で何て言い訳するのかな?
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