く ち び る


リビングでつけっぱなしになっていたテレビを観れば、もうすぐ占いのコーナー


いつもなら寝ぼけててあんまり記憶に残らないけど、今日はちゃんと起きているから問題ない



「せっかくだし観ていこー」



今はまだ天気予報をやっている番組

少し期待をしながら食い入るように観る



『続いては今日の12星座占いのコーナーです!
まずは2位から5位ー』


そこに私の星座は無く肩を落とす

もちろん1位の可能性もあるけど、なんとなく違う気がする


『続いては6位から9位ー』


あ、あった!
私の星座は6位と微妙な順位



「今日はハプニングの予感!
だけど焦らずに対応してね、
すると嬉しい事が起こるかも!

ラッキーアイテムはブレスレット」


あんまりいい順位じゃないけど、焦らなきゃいいのよね!


ラッキーアイテムのブレスレットを手首につけて
「焦らない事!」っと呪文のように唱える



玄関で身だしなみをチェックし、学校へと向かった


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