ショートストーリー
 
「気にしなくていいよ。
頼ってくれて嬉しかったしな。
あ、でも詩織を泣かせた男は許せねえけど。」

「…ありがとう。」


なんか

泣けてきた。

止まらない。

いいや。思いっきり泣こう。

宏太にはブサイクな泣き顔も見せれちゃうんだよね。


顔をぐしゃぐしゃにしながら泣いてる私。

それを見て焦ってる宏太。

そんな宏太がなんだかすごく愛しかった。
< 16 / 100 >

この作品をシェア

pagetop