ショートストーリー
どれだけあたしは、あなたの優しさに甘えてきたのかなあ。
あなたはすごく優しかった。
こんな、どうしようもないあたしをずっと受け止めてきてくれてたあなた。
最高に優しかったよ。
世界一優しい。
あなたの優しさの半分でも、せめて10分の1でもいいから、あたしもあなたに優しくできればよかった。
甘えてばかりだったね、ほんと。
どうしてこんなあたしを、あんなに大切にしてくれてたんだろう。
やっぱりあなたは、世界一優しいよ。