スキ*キライ【1】
放課後。
「日向、今日こそ俺ん家こいよ」
帰宅中に家に誘われたあたし。
「嫌よ。変なことする気でしょ?」
見え見えなんだよね。
「俺ら付き合ってもうすぐ一ヶ月じゃん?いいだろー。ちょっとくらい」
顔が近づいてくる。
キモい…!
パシン!!
「いっ…!」
頬を抑える要。
あ…勢いでぶっちゃった…。
やばぃ…。
「変なことしようとするから…」
「チッ…ちょっとこいよ…」
「いやっ!離してっ」
手首を掴まれ近くの公園に連れ込まれた。
だんだん辺りも暗くなってきてて、やばい空気なのはわかってしまった。
ドンッ…!
公園内のベンチに突然押し倒された。
「かな…「俺、今まで年上と付き合ってきたから結構経験多いんだよな…」
経験って…何…。
考えてる暇などなく、要はプチンプチンと次々にあたしの制服のボタンをあけていった。