スキ*キライ【1】
いつもそばにいる人
「………は?なにそれ。すっごく不愉快なネーミング…」
「いいじゃん!楽しそうだしっ」
岬は爆笑してる。
意味わかんない(笑)
「さすが岬ちゃん!わかってるねぇ!」
ノリノリのお母さんと岬。
「ゲームのルールは娘をどれ程知ってるかだよー!」
「私、葉山に一票っ!」
「わ、私も…」
ヒメまで!
もー…やめてよー!
「つーかなんで呼び捨てなんだよー!先輩がない!」
「いいじゃないすか。今更細かいこと気にしないっ」
岬のペースに飲み込まれる先輩は
困ったように頭をかいてた。
「俺にはなんで票いれてくれねぇんだよ!」
いや、わかるけどなぁ!と佐野先輩が騒ぐので
あたしは佐野先輩に票をいれてあげた。