スキ*キライ【1】

佐野先輩


廉side








「高田ぁ〜♪」

「なんだよ?朝からえらくご機嫌だな」

「サンキュー!お前のおかげで日向に褒められた♪」

オレは嬉しくて高田に抱き着く。

一生ついて来ます♪

「まじで?」

「まじ!これで日向ともっと近づいてやる!」

「おい、朝日ー!なんとかしろよ、こいつ。浮かれてやがる」

「しらねぇよ。自分でなんとかしろ」

「チッ…」

「それにしてもかっこよくなったね、葉山」

声の主の方へ振り向くと
女友達の佐藤がいた。

「そう思う!?朝日ほどじゃないけどマシになっただろ!」

嬉しくてニコニコ笑った。

すると、顔を赤らめた佐藤。

へ…?







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