男嫌いのプリンセス




「いいじゃない。ねぇ?みりい?」


「うん!私も見てみたい!」




それから四人でお喋りして、お昼は終わった



五時間目が終わって10分休憩の時間、海都が私のクラスに来た





「どうしたの?」


「俺、今日残んなきゃなんねぇんだけど…どうする?」



えーー!?



帰れないのー!?




「……一人で帰りたくない」




海都がいてくれなきゃ、私……





私の心を読んだかのように、海都は




「…じゃあ、俺と居るか?クラスの奴等もいるけど…」




クラスの人達がいるのは不安だけど、海都がいるなら




「うん!」




海都がいるなら、大丈夫




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