男嫌いのプリンセス
海都の一番になれるように
「一緒に帰るんでしょ?ボディーガードだもんね。好きになったからって、よそよそしくしちゃダメだよ?」
「分かった、ありがとう」
優衣が親友で良かった
何でも話せる、信頼できる親友
私は本当に幸せ者だ
――――――――――……
「……みりい、帰るぞー」
放課後、教室で待っていると、海都が私を迎えに来てくれた
ドキ
海都の事見るだけでドキドキするー…
っと、平常心、平常心…
「うん!」
それから海都と学校を出て、お父さんの会社に向かった
「ただいまー、お父さん」
「おぉ、おかえり…海都くん、毎日悪いね」
「いえ、ボディーガードですから」
ボディーガードだけじゃないでしょ?
お父さんの仕事手伝う為でもあるでしょ