男嫌いのプリンセス
肝心の海都はと言うと…
「ははは……」
ちょっと苦笑い
あれ?嬉しくないのかな?
「海都、嬉しくないの?」
「ん―…あんまり嬉しくねぇな」
……社員の皆さん、ごめんなさい
私、今嬉しいと思っちゃいました
私がホッと胸を撫で下ろしていると、お父さんが私にそっと耳打ちした
「みりいも頑張りなさい。早くしないと、取られちゃうからな」
って…
「!!!??///////」
な、何で私が海都の事好きだって知ってるの!?
「みりい?どうした?」
「あ、いや、何でもないよ!」