男嫌いのプリンセス
「気持ちいいな」
「うんっ」
外の少し冷たい風が心地よかった
街の街灯が辺りを照らし、空には無数に輝く星がいっぱいに広がっていた
「みりい、寒くねぇ?」
「大丈夫だよー」
みりいの格好は、肩出しのピンクのドレスを着ているだけ
はっきり言って、他の奴の前で露出しないで欲しい
まぁ…そう言ってもしょうがねぇんだけど…
「見てっ海都!!お花も光って見えるよー」
みりいの言葉に、おれも花壇をみる
綺麗に整えられた花壇の花が、前日の雨のせいか、花についた水滴によって輝いていて見えた
綺麗だな…