男嫌いのプリンセス
だって、クラス違うから、一緒にいられるのは昼休みだけなんだもん!!
「まぁいいか。あたし、頑張ってみるね」
「うんっ」
よーし、そうと決まったら早速海都に報告しなきゃ!!
次の休み時間、私は海都のクラスに向かった
教室を覗いて海都を探す
「発見!」
海都は晴紀くんと、その他お友達二人と窓側で話していた
最近、男の子がいても、海都が居てくれれば大丈夫になった私
だから私は迷わずに教室に入った
「海都っ」
私が呼ぶと、海都はわたしに気付いて
「みりい。どうした?」
そう言って、海都に抱きついた私の頭を撫でてくれた
「あのね、今日放課後遊ぼう?優衣と晴紀くんも!」
「仕事入ってねぇし、遊ぶか。晴紀、いいか?」
「おうっ!オッケー!」
やったーー!!
やったよ!優衣!!
「放課後迎えに行くから、教室で待ってろ」
「わかった!」
ホントはギュッて抱きしめたり、…キス…してって言いたかったけど
教室だし、放課後にしてもらえるかもってことで止めた