男嫌いのプリンセス
それから黙々と仕事をやって、気づいたらもう6時を回っていた
「海都くん、そろそろ切り上げて行こうか」
「はい、分かりました」
区切りのいいところで仕事を切り上げて、みりいが待つ部屋に向かった
「みりい?」
部屋に入ると、みりいがソファでうずくまりながら寝ていた
「みりい、起きろ。行くってさ」
「んー…」
みりいの肩を軽く揺すると、眠たそうに目を擦りながら目を覚ました
「レストランだって。この間勝負でプロデュースしたとこ」
「え?ホントに?」
みりいは嬉しそうに準備をし始めた