男嫌いのプリンセス
俺は、あのままダラダラと平凡に生きて
普通の一般会社に就職して
平凡に生きるんだと思ってた
そこに、みりいが現れた
みりいは、俺の平凡な生活を180度変えたんだ
ボディーガードをやって、婚約者になって、そして日本を背負う財閥の社長になった
俺の知らなかった世界をみりいが広げてくれたんだ
「うわーん!!海都ぉっ!!」
逃げ切れなくなったみりいが、俺に抱きつく
「あっ!!離れろ!!この野郎!!」
和樹の言葉を無視して、俺の腕の中にいるみりいをぎゅっと抱きしめた
そして思う
ずっと、守ってやるからな
小さくて、泣き虫で
俺の愛しい
「みりい、愛してる」
男嫌いのプリンセス
おわり。