ゆきんこ
「ハイ。」
彼はゆっくりとしゃがんで、私の右足にそれを履かせた。
このシチュエーション…、
まるで…、シンデレラ……?!
…なーんて……
ハハ……、
色気もないか……。
目の前にいる、新野滉は……
「排雪溝。」
私の足元を指差す。
「開いてたみたい。しかも雪で塞がってるし。あぶねーな。」
「…あ…ああ……。」
上手く言葉が…
でなかった。
「雪掻きした人…、蓋閉めるか、ダンプくらい置いとけってなあ?」
「……はい。」
彼はゆっくりとしゃがんで、私の右足にそれを履かせた。
このシチュエーション…、
まるで…、シンデレラ……?!
…なーんて……
ハハ……、
色気もないか……。
目の前にいる、新野滉は……
「排雪溝。」
私の足元を指差す。
「開いてたみたい。しかも雪で塞がってるし。あぶねーな。」
「…あ…ああ……。」
上手く言葉が…
でなかった。
「雪掻きした人…、蓋閉めるか、ダンプくらい置いとけってなあ?」
「……はい。」