【短編】放課後は秘密の場所で。
「なんで私の名前…」
「…好きだから。宮原さんの作品」
“好きだから”
そんな言葉に少しドキっとしてしまった。
「私の作品なんて他の人と比べたら
個性もないし本当ダメだよっ…
賞なんて一度奨励賞もらったこと
あるだけだし」
自分で言葉にすると余計辛くなった。
なんの取り柄もない私の作品に魅力なんてないもん。
「前に玄関に飾られていた
宮原さんの作品凄く好きだった。
温かい雰囲気で俺はあの作品に
毎日励まされてた」
「…好きだから。宮原さんの作品」
“好きだから”
そんな言葉に少しドキっとしてしまった。
「私の作品なんて他の人と比べたら
個性もないし本当ダメだよっ…
賞なんて一度奨励賞もらったこと
あるだけだし」
自分で言葉にすると余計辛くなった。
なんの取り柄もない私の作品に魅力なんてないもん。
「前に玄関に飾られていた
宮原さんの作品凄く好きだった。
温かい雰囲気で俺はあの作品に
毎日励まされてた」