桜の生け贄
ー放課後ー
「おねえちゃんはやくー!!」
「ほら、悠輝くん!遅いよ~?」
「今日の体育超つかてたんだよ~」
「じゃあ悠輝くんはおいていこう!ねえ~ゆず!」
「待ってくれ~」
朝のことは気にしてないのか…?
それにしても、結構仲良くなったな。
「着いたよぉ!お姉ちゃん!」
「悠輝くん!ほら見て!!」
「おお…」
すっかり疲れた俺は枯れた声で返事した。
見てみたら下から吹く風で、桜の花びらで埋め尽くされてる屋上だった。
一瞬、変なじゅうたんがあるじゃん?って思った。
もうすでにお花見に来ている一般人が何人かいた。
「ここって一般人入っていいの?」
「さっきゆず言ったの聞いてなかったの?ここは村一番の絶景スポットだから、住民が入ってもいいんだよ。人の話は聞きなさい!」
「ゆうきくんひどぉ~い」
「ごめんごめん。さ。お花見やろうよ!」
「じゃ~ん♪見てみて~お手製のお弁当!」
そういってばかでかい3段弁当を取り出した。
「わあ!ちょうど腹へってたんだよな~」
さすがにでか!!と思いながらも、あずさにあわせる俺。
「と、見せかけて中身はお菓子の袋入れてきただけ♪」
「なにーー!?」
「あはは!うそだよゆうきくん!お菓子持ってきちゃいけないんだよ!」
ゆずは笑いすぎて、じたばたしながら少し涙ぐんでいる。
あずさは手を口にあて、こらえようとしてるが、爆笑してる。
俺は顔を赤くして、絶句してる。
「おねえちゃんはやくー!!」
「ほら、悠輝くん!遅いよ~?」
「今日の体育超つかてたんだよ~」
「じゃあ悠輝くんはおいていこう!ねえ~ゆず!」
「待ってくれ~」
朝のことは気にしてないのか…?
それにしても、結構仲良くなったな。
「着いたよぉ!お姉ちゃん!」
「悠輝くん!ほら見て!!」
「おお…」
すっかり疲れた俺は枯れた声で返事した。
見てみたら下から吹く風で、桜の花びらで埋め尽くされてる屋上だった。
一瞬、変なじゅうたんがあるじゃん?って思った。
もうすでにお花見に来ている一般人が何人かいた。
「ここって一般人入っていいの?」
「さっきゆず言ったの聞いてなかったの?ここは村一番の絶景スポットだから、住民が入ってもいいんだよ。人の話は聞きなさい!」
「ゆうきくんひどぉ~い」
「ごめんごめん。さ。お花見やろうよ!」
「じゃ~ん♪見てみて~お手製のお弁当!」
そういってばかでかい3段弁当を取り出した。
「わあ!ちょうど腹へってたんだよな~」
さすがにでか!!と思いながらも、あずさにあわせる俺。
「と、見せかけて中身はお菓子の袋入れてきただけ♪」
「なにーー!?」
「あはは!うそだよゆうきくん!お菓子持ってきちゃいけないんだよ!」
ゆずは笑いすぎて、じたばたしながら少し涙ぐんでいる。
あずさは手を口にあて、こらえようとしてるが、爆笑してる。
俺は顔を赤くして、絶句してる。