甘い唐辛子

「姐さん、こちらです!」
リビングの扉を開けると、既に幹部と親父と少数の組員が集まっていた。

「遅くなりました。すみません。」

「いい。始めるぞ。」


この場では、私は親父の次に強い権力をもつ。



今からの会議は、
恐らく海堂のことだ。


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