【完】優しい君の存在。
はじまり
わたし、富竹 由奈。
中学3年生、別名受験生。
今は学生たちの心踊る夏休みっ!
だけど!受験生に休みは無いっ。
終業式の日に担任から言われた言葉。
その言葉を頭の隅に置きつつ、
今日も外でセミがミンミン鳴いてる中、
受験勉強がんばっておりますっ!
わたしの志望校は、偏差値50後半の高校。
でも、制服可愛いし、やりたいことできるし、
オープンスクールに行って絶対ここに入学する!って決めたんだっ。
だから、私立の推薦で行こうとしてる友達には遊びの誘いが来るけど、
全部断って勉強してます!