【完】優しい君の存在。
出逢い


ガタッ


「ーーっ!?」

少しの物音で男の子は顔をこちらに向けた。

男の子はわたしを見てビックリしたような顔をした。
怖がらせちゃったかな…?

「…誰」

おどおどと、かぼそい声で聞いてきた。

怯えながらも目つきが少し悪い。

警戒されてるのかなぁ?


「えっ…と、今日から数日入院することになった、富竹由奈!」
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