【完】優しい君の存在。


「富竹さーん」

小さい声が聞こえた。

この声は、陸くんっ!!

振り返ってみると手招きをしている陸くんがいた。
会えて良かったー...。

そう思いながら急いで陸くんの方へ向かう。

「迷った?」

笑いながら聞かれた。
恥ずかしー。

「うん...」

照れながら言うと、

「かわいいね」

満面の笑みで陸くんが言った。

か、かわいいっ!?わたしが???



...ありえないよ。



それからわたしたちはいろいろな話をした。
< 18 / 76 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop