【完】優しい君の存在。

その日から、受験勉強に集中できなくなった。
なんでいきなりあんなことを言い出したのか、考えても考えてもわからなくて…
何回受信BOXを見ても“新着メールはありません”の文字だけ。


会いたくて、病院の前まで行ったこともあった。
…だけど、迷惑かな?って思って病院内には踏み出せなかった。

そんな毎日で、冬休みが終わろうとしていた。
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