【完】優しい君の存在。

この贈り物のおかげで、わたしの緊張はすっかりとけた。

早く、会いたい…
その想いが強くなった。




そして、ついに当日。


わたしは、
受験会場で緊張することはなく、落ち着いて試験に望めた。

きっとそれは、直前に手紙とお守りを手に持っていたから。

テストの内容も、夏休み前のわたしだったら、解けないような問題。
陸くんに教えてもらった応用問題と似てるのが出た。
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