セパレート・ウェイズ
ふれあい
その2ヶ月後、僕たちは恋人同士として、つきあいを始めた。

初めて会った日の夜中、僕は駆からのメールで起こされた。

「遅くにごめん。今日は楽しかった。俺は、拓とつきあいたい。恋人になりたいと思ってる」

率直な文に、僕は驚いて、正直な気持ち、戸惑った。
駆の、まっすぐな気持ちはとても嬉しかった。
僕は駆に惹かれているし、これからもっとその想いは強くなるだろう。だけど…。好き、嫌いに時間は関係ないとわかるけど、僕にはまだ勇気がなかった。

その日は朝まで眠れずに、返事を返せずにいた。
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