れんき*
―――――ドタドタッ!!
「ん?なんだろう?」
近くで足音がする
「こっちにはいないぞーっ!!」
「こっちもだっ!!」
……誰?
その声は徐々に近づいてきている
「誰か探してんのかな?」
声をした方をしばらく眺める
「まっ、あたしには関係ないやーっ」
これが、結論。
バケツを持ち直し、神楽屋へ急ぐ
「時間…やばいかも…」
まだ希恵が怒ってるたら尚更…
━━━グッ
「!?」
そう考えていると
いきなり後ろから腕を掴まれた