れんき*





颯真にジッと見られる


「………なに?」


「…着物で行く気か?」


「あっ…」


接客してたんだ…


大急ぎで部屋へ走る


部屋には希恵と颯真の2人が残された


「…どう?あの子は?」


「なんのことだ?」


「なんのことって…気づいてないのっ!?あんなに分かりやすいのにっ!!」


「…………」


「はぁ…黙りか…」





< 102 / 166 >

この作品をシェア

pagetop