れんき*





すると、話し声がしてきた


「親父っ、あいつは無事だろうな?あと一週間だぜ?」


「…あぁ、もちろんじゃ」


声のする部屋を、ちょうどよく空いた穴から覗く


「これじゃろ?」


主は木箱を持ってきて、中をみせている


「これだ、これっ!!」


「静かにせんかっ!息子よっ」




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