君という海に溺れる

消えていく居場所





少しずつ地面が消えていくような。


襲いかかってくるのはそんな言葉にするのが難しい不思議な感覚。


初めは感じなかった違和感も、気付いたときには手遅れで。


この手の中に在ったものが消えていくのか。

それとも、最初から存在しなかったのか。


いくら考えてみても、今はもうその答えを探せない。




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