財閥vs暴力団~争いに巻き込まれて~
そして彼らの足元には


「神宮(じんぐう)!」


2―Aルーム長の神宮が倒れていた。


「おっ!まとめて来てくれたよ。」


「悪いけどここでリタイアしてくんねぇ?」


「普段成績いいから俺らが勝ったっていいっしょ。」


美利亜は龍の袖を引っ張った。

「なるほど。これが人の障害ね。」


美利亜は満面の笑顔で


「排除します。」


そう言った。


「了解。」


龍と涼は返事とともに相手を倒した。


「らくしょー。」


一方、美利亜は相手の拳を片手で掴み


「もう終わりですか。残念ですね。それじゃ。」


そう言うと同時に相手の腕を捻り、後ろから首へ手刀を叩き込んで気絶させた。


「やっぱ雑魚は変わんないね、木野田さん。」
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