財閥vs暴力団~争いに巻き込まれて~
ノルマ金額69万円、費用34万円。
美利亜が絶句したまま会議は終了した。
****
次の日の放課後。
文化祭費用が配られた。
「でも姫が実行委員、引き受けてくれなきゃもっと大変なことになってたよ。」
「去年は安谷屋くん、椎名さんペアで99引いたからね。」
サラリととんでもない数字を言った神宮。
「この2人の運の悪さのせいで死ぬかと思ったよん。」
「じゃあもしかして実行委員、決めるときに愛梨栖を引き止めた理由って。」
美利亜の声を遮って廉が
「もちろん、悲劇を繰り返さないためだよん。」
そう笑顔で言った。
「まぁいいじゃん。こんだけあれば好きなことに使えるし。」
「なんならぶちまけてみる?」
美利亜が絶句したまま会議は終了した。
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次の日の放課後。
文化祭費用が配られた。
「でも姫が実行委員、引き受けてくれなきゃもっと大変なことになってたよ。」
「去年は安谷屋くん、椎名さんペアで99引いたからね。」
サラリととんでもない数字を言った神宮。
「この2人の運の悪さのせいで死ぬかと思ったよん。」
「じゃあもしかして実行委員、決めるときに愛梨栖を引き止めた理由って。」
美利亜の声を遮って廉が
「もちろん、悲劇を繰り返さないためだよん。」
そう笑顔で言った。
「まぁいいじゃん。こんだけあれば好きなことに使えるし。」
「なんならぶちまけてみる?」