財閥vs暴力団~争いに巻き込まれて~
勝ったのは龍で、負けた2人は
「あ~あ、めんどくさい。間違っても美利亜に手、出さないでね。」
「誰が初対面の人するか!」
「まぁまぁ2人とも、落ち着くんだよん。早く行かないと待ってるんだよん。」
まだ何か言いたげだった愛梨栖を廉は引っ張って校舎に土足のまま入った。
それを見送り、美利亜は隣に立つ龍を見た。
さっきは愛梨栖との言い争いでよく見ていなかったが、やけに整った顔で、ビジュアル系バンドっぽい服装。
そしてギターを持っていた。
が、愛梨栖が言ってた通り、ちょっと軽そうな感じがするなぁと美利亜は思った。
突然、それまで黙っていた龍が
「ねぇ、名前。聞いてない。」
そう言われてそう言えば自己紹介の途中だということに気がついた美利亜は慌てて
「あっあの、真目美利亜です。」
美利亜がそう言った途端、さっき愛梨栖たちが入っていったところからバタバタと4人が出てきて、その後を少し遅れて先生らしき人が走っていた。
「あ~あ、めんどくさい。間違っても美利亜に手、出さないでね。」
「誰が初対面の人するか!」
「まぁまぁ2人とも、落ち着くんだよん。早く行かないと待ってるんだよん。」
まだ何か言いたげだった愛梨栖を廉は引っ張って校舎に土足のまま入った。
それを見送り、美利亜は隣に立つ龍を見た。
さっきは愛梨栖との言い争いでよく見ていなかったが、やけに整った顔で、ビジュアル系バンドっぽい服装。
そしてギターを持っていた。
が、愛梨栖が言ってた通り、ちょっと軽そうな感じがするなぁと美利亜は思った。
突然、それまで黙っていた龍が
「ねぇ、名前。聞いてない。」
そう言われてそう言えば自己紹介の途中だということに気がついた美利亜は慌てて
「あっあの、真目美利亜です。」
美利亜がそう言った途端、さっき愛梨栖たちが入っていったところからバタバタと4人が出てきて、その後を少し遅れて先生らしき人が走っていた。