財閥vs暴力団~争いに巻き込まれて~
「えっ!」


「秘密を知ってる人も野放しにはできませんから。」


そう言ってお金が入った封筒(琳が確認済み)を琳が差し出した。


「わかりました。入ります。」


そう言ってお金を受け取った。


「あ゛あ゛~!ミス橘、なんで返しちゃうの!せっかく龍と遊ぼうと思ったのに。」


「約束ですから。」


琳は淡々と答えた。


「んじゃぁ、明後日な。」


「文化祭終わったら集合で。」


琳がそう言うと美利亜は


「えっ!文化祭って明日!?」


驚いたように言った。


「そっ。って姫に説明してねぇや。」


龍はやっちまったと言った。


「そんなことより、何やるの?」


「ん?まぁ、任せとけって。」


「それより、美利亜。悪いけど早退して。」
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