財閥vs暴力団~争いに巻き込まれて~
「この勢いのまま美利亜の手も外すけどどうする?」
「どうする?じゃないよ!もうはずす気満々じゃん。って愛梨栖引っ張らないで!」
「あっ!バカ野郎!」
愛梨栖は美利亜の手をワイシャツから引き剥がした。
それで閉めていたはずのところが開いてしまった。
さらに龍が力を緩めるのが遅かったためブチブチと音がしてボタンがすべて取れてしまった。
「あっ!」
「いやぁ!」
一拍遅れて美利亜は愛梨栖の手を振り払い、ロッカーの影に隠れてしまった。
それでも優からは丸見えだった。
「あ~あ、やっちゃったね。」
「だよん。」
「優くん。」
美利亜は下を向いたまま
「チャイナ服着るから後ろ向いててもらえる?」
そう言った。
「どうする?じゃないよ!もうはずす気満々じゃん。って愛梨栖引っ張らないで!」
「あっ!バカ野郎!」
愛梨栖は美利亜の手をワイシャツから引き剥がした。
それで閉めていたはずのところが開いてしまった。
さらに龍が力を緩めるのが遅かったためブチブチと音がしてボタンがすべて取れてしまった。
「あっ!」
「いやぁ!」
一拍遅れて美利亜は愛梨栖の手を振り払い、ロッカーの影に隠れてしまった。
それでも優からは丸見えだった。
「あ~あ、やっちゃったね。」
「だよん。」
「優くん。」
美利亜は下を向いたまま
「チャイナ服着るから後ろ向いててもらえる?」
そう言った。