財閥vs暴力団~争いに巻き込まれて~
龍を引っ張ったが


「何言ってんだ!爽に見つかるとめんどいんだぞ。」


「木野田さんのほうが厄介なの。とにかく、2人から逃げるよ。」


美利亜は勢いよくドアを開けた。


すると


「意外な場所で意外な2人発見!」


「あら、美利亜。いたの?」


2人に同時に見つかった。


「バカ姫!」


「うるさい!とにかく逃げ。」


美利亜は突然黙るといきなり爽を突き飛ばした。


そしてパシッと音がした。


なんとナイフを持った男の手を美利亜が掴んでいた。


「姫!」


「下がってて。コイツの狙いはうちだから。」


美利亜はナイフから顔を背けながら言った。


「はぁ?それ、どういう意味だよ。」


「だから、うきゃぁ。」


美利亜は男に突き飛ばされた。
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