財閥vs暴力団~争いに巻き込まれて~
満面の笑みで玲は言った。


「嘘でしょ?」


「さぁ?ただ、止まるときは特に気をつけたほうがいいよ。すでにけっこうスピード出てるし。」


玲が言い終わるのと同時に床が止まった。


玲以外の5人はこけそうになった。


「さっ、着いた、着いた。」


玲が言うと同時に壁にしか見えないドアが開いた。


その先は白と黒を基調とした部屋があった。


「さっ、座って。」


5人は呆気にとられながらソファーに座った。


「いつの間に…。」


「普通じゃねぇよ。」


すると愛梨栖と龍は同時に喋った。


「あのさ、なんて言ったかわかんないけど、本題に入ってもいいかな?」


「どうぞ。」


愛梨栖と龍はにらみ合いながら言った。


「スター5のヤツらなんだけど、アイツら、暴力団の幹部なんだ。」


「えっ?」
< 182 / 291 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop