財閥vs暴力団~争いに巻き込まれて~
「えぇ、なんで今。」


文句を言う美利亜の背中を押して水月は


「ほら、行くよ。」


無理矢理連れていった。


「さて、歩きながら話そう。」


聖夜が歩き出すと他の7人もついていった。


「嵐、こいつら5人についての説明をざっくりしよう。」


「優くんは紅楼庵っていう高級料理亭の息子で、廉くんは有沢財閥の社長。涼くんはある会社の護衛頭。愛梨栖ちゃんは桜坂学園高等部校長の娘。龍くんはうちの事務所のトップスター。」


言い終わるのと同時に爽が吊るされてるビルの屋上にきた。


「それからついでに言うと瑚ちゃんは涼くんと一緒でミスとミスター橘はうちの上得意さま。会長さんは高級旅館の跡取り。」


「何かしらみんなすごいってわけか。」
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