財閥vs暴力団~争いに巻き込まれて~
「まっ、そのうち慣れるよ。で相手の人数は?」


「暴力団2人の桜支援団100人。桜支援団はたぶん全員だ。」


「ちょっと多いけど乗り込むぞ。」


爽の言葉を合図に10人は一斉に突入した。


そして龍は大声で


「犯罪に手を染めるな!桜支援団!!」


そう言った。


「SAごときにやられる私たちではなくてよ!それにもう遅いわ。SAって案外おバカね。」


カラカラカラと鉄の鎖の音がしたと思った瞬間、上から巨大な床のない檻のようなものが勢いよく下りてきた。


ガッシャーンと音がして美利亜以外全員が閉じ込められてしまった。


「榮花!」


「平気です。1人で十分ですから。そこから抜けることを考えてください。」


「待ってろよ!すぐ出てやるからな。」
< 198 / 291 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop