財閥vs暴力団~争いに巻き込まれて~
聖夜はため息をつくと


「マスク着用。それなら一緒に行かせてやる。」


そう言った。


「兄貴、もう1つ大事なこと忘れてる。」


「なんだ?」


玲は7人を見ると


「自分の身は自分で守れ。」


そう言い放った。


「はい!」


そして7人は次々とマイクロバスに乗り込んだ。


     ****


一方美利亜は気絶させられたため


「ここ、どこー!!」


どこにいるのかさっぱりわからなかった。


「叫ぶなよ。美利亜ちゃん。」


しかも朔と2人きりで一室に閉じ込められていた。


さらに部屋の隅に追い込まれ、逃げ場がなくなっていた。


「大人しくしてればドキドキすることしてあげるよ。」


「イヤっ。無理矢理着替えさせて。しかもこれ。」
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