財閥vs暴力団~争いに巻き込まれて~
「はぁ?1人で行かせるわけねえだろ。」
龍は美利亜について行こうとした。
「ダーメ。あんたは約束があるでしょ?女の子との。」
「はぁ?あんなん遅れたって大したことねえよ。」
龍はため息をつくと
「お前に何かあったらどうすんだよ。」
そう言った。
「何も起きないよ。龍のバカっ!」
美利亜は自分で車いすを押して行った。
追いかけようとした龍を廉が止めた。
「ダメだよん。」
「なんだよ!」
龍は怪訝そうな顔をした。
「姫、1人になりたかったんだよん。
家に帰っても聖夜さんがずっとついてるって言ってたんだよん。」
「美利亜、ホントはケータイ持ってるから1〇分かそこらで帰ってくるでしょ。それにお迎えが来たみたいだよ。」
エレベーターのドアが開いた。
****
龍は美利亜について行こうとした。
「ダーメ。あんたは約束があるでしょ?女の子との。」
「はぁ?あんなん遅れたって大したことねえよ。」
龍はため息をつくと
「お前に何かあったらどうすんだよ。」
そう言った。
「何も起きないよ。龍のバカっ!」
美利亜は自分で車いすを押して行った。
追いかけようとした龍を廉が止めた。
「ダメだよん。」
「なんだよ!」
龍は怪訝そうな顔をした。
「姫、1人になりたかったんだよん。
家に帰っても聖夜さんがずっとついてるって言ってたんだよん。」
「美利亜、ホントはケータイ持ってるから1〇分かそこらで帰ってくるでしょ。それにお迎えが来たみたいだよ。」
エレベーターのドアが開いた。
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