財閥vs暴力団~争いに巻き込まれて~
美利亜が教室に戻ると3人の他クラスの男子が入って来た。


「おっ!3人目発見。」


「3…人目?」


美利亜は疑問に思った。


が、口と鼻を布で塞がれ、疑問よりも身の危険を感じた。


「んんー!」


美利亜は声をあげたが、意味がなかった。


そのまま美利亜は意識を失った。


         ****


エレベーターから降りてきた大群に捕まり、愛梨栖、廉、龍が連れて来られたところには


「お前らもかよ。」

すでに優と涼がいた。


優は3人を見ると


「なんで愛梨栖だけ前なんだ?」


5人全員手錠をされていたが、男子4人は後ろでされているのに対し、なぜか愛梨栖は前だった。


「さぁ?知らない。」


愛梨栖たちは優たちのそばに座らされた。
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