財閥vs暴力団~争いに巻き込まれて~
するとリーダー格の男が


「はーはっはっはー。誰もお前ら5人がこの体育館2階の卓球場にいるとは思わないだろう。」


偉そうに背中を反らせていたが


「ってことはお前ら卓球部か。」


すぐに丸まった。


「ちっちが。」


男の言葉を龍は遮った。


「ズラは割れた。あとはこれをどうにかするだけだ。」


「無理だよ。涼ですら破壊できなかったんだから。」


「なっ…。」


5人は自分たちが捕まっていることを忘れて話を進めた。


「鍵、隠したとこ、見た?」


「見てない。」
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