財閥vs暴力団~争いに巻き込まれて~
反面、龍は落ち着いたように


「お前らは人殺しになりかけてるってわけだ。」


そう言って不敵に笑った。


「ちっ!」


リーダー格の男は舌打ちをすると美利亜の頭を蹴った。


が、美利亜は起きる気配すらなかった。


愛梨栖は笛を吹いてから


「あんたら、終わったね。」


そう言い放った。



するとドアがドンドンと叩かれ


「お嬢さま、ご無事ですか?」


双子の執事の片割れ-暉(ひかる)の声がした。
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