財閥vs暴力団~争いに巻き込まれて~
「あぁ、そういうことですか。」
「でも、まずいな。」
水月は眉間にシワを寄せた。
「何がですか?」
「ん?美利亜に刃物向けたら終わりだな。屋上、血まみれになるかもな。」
「・・・。」
龍は絶句した。
「さっき、キレてたんだろ?だったら可能性大だ。だから。」
水月はドアを指さしながら
「これ開けんの、手伝え。」
そう言った。
****
水月たちがドアを開けようとしてたとき、
「ふふっ。さすがにブラッディ・ドールも手出しはできないわよね。」
相手はカッターの先を美利亜に向け、勝ち誇ったような笑顔を浮かべた。
「これで勝ちは決まったわ!」
美利亜は無言のままカーデを脱ぐと後ろに投げた。
「でも、まずいな。」
水月は眉間にシワを寄せた。
「何がですか?」
「ん?美利亜に刃物向けたら終わりだな。屋上、血まみれになるかもな。」
「・・・。」
龍は絶句した。
「さっき、キレてたんだろ?だったら可能性大だ。だから。」
水月はドアを指さしながら
「これ開けんの、手伝え。」
そう言った。
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水月たちがドアを開けようとしてたとき、
「ふふっ。さすがにブラッディ・ドールも手出しはできないわよね。」
相手はカッターの先を美利亜に向け、勝ち誇ったような笑顔を浮かべた。
「これで勝ちは決まったわ!」
美利亜は無言のままカーデを脱ぐと後ろに投げた。