財閥vs暴力団~争いに巻き込まれて~
「それに、周りも乱闘してるし、もういいじゃん。」


そう言って2人は喧嘩した。


さらに、周りにも美利亜を奪いに行こうとして、龍たちに止められてるため、あちこちで喧嘩していた。


「あ~あ、もうルールとか意味ないし。」


「あの、坂田さん、あれを止めてもらえますか?」


「えっ?」


美利亜の視線の先には水月と朔がいた。


「お兄ちゃんが本気になる前に止めてほしいんです。」


「あぁ、そっか。キミ、歩けないもんね。いいよ。」


侑は行きかけて


「そうそう、真目ちゃん、気をつけて。」


そう言って侑は2人を止めに行った。


「どういう意味だろう?」


美利亜がそう呟いたとき、後ろから口を塞がれた。


そして薬のようなものを嗅がされ、美利亜は意識を失った。
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