財閥vs暴力団~争いに巻き込まれて~
サバイバルな体育祭
対抗水泳大会から2週間が過ぎ、今日は体育祭の日だった。
「それではみなさん、アイマスクを外してください。」
声と同時に美利亜はアイマスクを外し、絶句した。
たくさんの木で囲まれた山の開けたところにいた。
1時間前にアイマスクを付けられ、飛行機だと思われるものに乗せられ、降りてみたらどこか知らない山に来ていた。
「ここ、どこ?」
「さぁ?まっ移動時間からして国内だろうけど。」
「去年の砂漠よりましだよん。」
「もう、意味わかんないんだけど。」
嘆いた美利亜に龍はしれっとした顔で
「1週間前に説明したじゃん。」
「昨日の間違いね。」
****
遡ること17時間前。
放課後の教室で
「スペード杯?」
いつものメンバーが机に座っていた。
「それではみなさん、アイマスクを外してください。」
声と同時に美利亜はアイマスクを外し、絶句した。
たくさんの木で囲まれた山の開けたところにいた。
1時間前にアイマスクを付けられ、飛行機だと思われるものに乗せられ、降りてみたらどこか知らない山に来ていた。
「ここ、どこ?」
「さぁ?まっ移動時間からして国内だろうけど。」
「去年の砂漠よりましだよん。」
「もう、意味わかんないんだけど。」
嘆いた美利亜に龍はしれっとした顔で
「1週間前に説明したじゃん。」
「昨日の間違いね。」
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遡ること17時間前。
放課後の教室で
「スペード杯?」
いつものメンバーが机に座っていた。